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コスモ女子アマチュア無線クラブが人工衛星打ち上げに成功!!
イベント
株式会社Kanatta(代表取締役社長:井口恵)が運営するコスモ女子から発足した、コスモ女子アマチュア無線クラブは日本時間2024年8月5日に人工衛星Emmaを打ち上げ、同月29日にISS「きぼう」日本実験棟からの放出に成功しました。
開催日:2024年8月29日
配信内容
≪スケジュール≫
映像:J-SSOD機構について
衛星について紹介映像(CosmoGirl-Sat, SaganSat0, SAKURA, Wisseed Sat)
Go/No Go call
衛星放出
放出リプレイ
人工衛星Emmaは、日本時間の2024年8月29日に国際宇宙ステーション(以下ISS)「きぼう」日本実験棟から放出されました。放出の際には、コスモ女子副代表兼人工衛星プロジェクトマネージャーである塔本愛を含め、コスモ女子アマチュア無線クラブメンバーが宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪問し、人工衛星Emmaの放出にGOサインを出しました。
人工衛星「CosmoGirl-Sat(通称:Emma(エマ))」は、キューブサットと呼ばれる、質量約1kg、一辺が約10センチの立方体をした手のひらサイズの人工衛星です。
4つのミッション成功を目指しています。
・宇宙絵馬
・おみくじ
・写真撮影
・アマチュア無線家への通信機械の提供
今回の放出は、民間事業者に超小型衛星放出事業を移管してから最多となる13機のうち6機が放出に成功しました。コスモ女子のほか、Curtin Univercity、千葉工業大学、そして佐賀県の5つの高校が開発に参加した超小型衛星がともに宇宙空間へと送り出されました。
日本実験棟である「きぼう」からの放出は2030年に運用を停止される予定ですが、これまで宇宙で活躍してきた実験棟からの放出は感慨深いものとなりました。
人工衛星「Emma」は放出後には電波受信を確認することができました。
2024年12月には大気圏に突入し運用は終了しましたが、打ち上げから放出まで多くの方にご協力・応援していただきありがとうございました。
コスモ女子は活動を通し、より多くの女性が宇宙業界で活躍する場をつくっていきます。