2024年8月5日に、コスモ女子アマチュア無線クラブの人工衛星がSpaceXのFalcon9によって打ち上げられました。
未経験の女性が中心のコミュニティによる人工衛星打ち上げは日本初で、多くの方々に見守られながら、打ち上げは無事成功しました。

コスモ女子アマチュア無線クラブの人工衛星打ち上げに向けた挑戦

コスモ女子アマチュア無線クラブは、「コスモ女子」から独立した、人工衛星打ち上げプロジェクトに特化した団体です。
初めはコスモ女子の部活動として活動を開始し、経験や専門性などは関係なく、現在では中学生から60代の方まで様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。

宇宙開発の経験のない女性たちが主体となり人工衛星を打ち上げることによって、「宇宙は誰でもチャレンジでき、挑戦すれば実現できる」ことを伝えたいという想いで活動をしています。

コスモ女子アマチュア無線クラブの人工衛星「Emma（エマ）」は、日本時間の2024年8月5日午前0時2分に、アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地より、SpaceXのロケットFalcon9（ファルコン9）NG-21に載せて打ち上げられました。

打ち上げ当日は、株式会社Kanatta 代表 井口恵氏や人工衛星プロジェクトマネージャーである塔本愛さんを含め、コスモ女子アマチュア無線クラブメンバーがアメリカ現地を訪問し、人工衛星Emmaの打ち上げを見届けました。

その様子はライブビューイングでも配信され、70名以上が参加し打ち上げを共に見守りました。

今回の「人工衛星打ち上げプロジェクト」を通して、世の中の人々に年齢性別関係なく挑戦することの面白さや、宇宙業界の可能性を伝えることができたのではないでしょうか。

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