コスモ女子

イベントレポート

【イベントレポート】宇宙食の裏側を開発者に学ぶ

2026年7月19日(日)にコスモ女子で、元JAXA宇宙食開発チームの中沢 孝氏をお招きし、「宇宙飛行士は何を食べている?宇宙日本食開発者が語る裏側と試食体験」を開催しました。

宇宙日本食の開発秘話や日本と海外の取り組みの違いを学び、実際の宇宙食を味わいながら参加者同士の交流も楽しむ、宇宙を身近に感じられるイベントとなりました。

【イベントページ】
https://cosmosgirl0719.peatix.com/

▲宇宙日本食の開発秘話を語る中沢 孝氏(コスモ女子撮影)

◆宇宙飛行士を「食」で支える宇宙日本食

今回のイベントでは、宇宙食の歴史をはじめ、宇宙空間で食事をする際に求められる工夫や、宇宙日本食が開発・認証されるまでの流れについてお話しいただきました。

日本では、食品メーカーなどの企業が開発した食品をJAXAが審査し、基準を満たしたものを「宇宙日本食」として認証しています。一方、国によっては宇宙食を組織内で開発しているなど、海外との仕組みの違いについても紹介されました。

また、2026年に放送された月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」で描かれた世界と、実際の宇宙食開発現場との違いについても解説いただきました。ドラマでは神木隆之介さんが演じたJAXA職員のモデルとなった中沢氏だからこそ語れる、現場に近いリアルなお話に、参加者も熱心に耳を傾けていました。

宇宙食は、栄養を摂取するためだけのものではありません。地球から離れた厳しい環境で活動する宇宙飛行士にとって、食べ慣れた味や好きな料理は、勇気や心の支えにもなるそうです。

日々の食事が持つ力について、宇宙という視点から改めて考える機会となりました。

◆実物を見ながら宇宙食を試食

講演では、実際に宇宙へ持っていく状態のパウチや缶に入った宇宙食も紹介されました。

普段は写真や映像で見ることの多い宇宙食を間近で見られる貴重な機会に、参加者からは驚きの声も上がりました。

試食の時間には、参加者同士で味や食感について感想を交わしながら、宇宙食を実際に体験しました。コスモ女子のメンバーとの交流も生まれ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

▲実際の宇宙食を見ながら試食を楽しむ参加者の様子(コスモ女子撮影)

◆講師のご紹介

中沢 孝 氏

公益財団法人日本宇宙少年団理事
JAXA社友 博士(スポーツ医学)

JAXAの前身である旧・宇宙開発事業団に入社以来、宇宙開発一筋35年以上。

ロケットや人工衛星の搭載電子機器の開発のほか、NASAのジョンソン宇宙センターで宇宙飛行土の訓練のためのインストラクターになるための研修を受講。

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部において、宇宙日本食の開発に従事。

その後、広報部にて普及啓発活動等に従事。

現在はJAXA筑波宇宙センター展示館説明員や一般社団法人日本災害食学会の監事を務める。

◆イベント参加者の声

・JAXAで宇宙食開発に携わった方から直接お話を伺える貴重な機会でした。実際に宇宙食を食べながら、コスモ女子のメンバーとも交流でき、充実した時間になりました。
(20代・女性)

・ドラマと実際の開発現場の違いや、日本と海外における宇宙食への取り組み、好まれる食事の違いなど、現場に近いリアルなお話を伺えて、とても勉強になりました。宇宙食が、厳しい環境で働く宇宙飛行士の勇気や心の支えになるというお話が、特に印象に残りました。
(30代・女性)

・日本では企業が開発した食品をJAXAが認証する仕組みであることや、海外には宇宙食を内製化している国もあることなど、開発に携わった方から直接伺うことで理解が深まりました。試食もどれもおいしかったです。
(30代・女性)

・宇宙食の歴史や、宇宙飛行士を対象にしたアンケートについての貴重なお話を聞くことができ、とても楽しかったです。実際に宇宙へ持っていく状態のパウチや缶を間近で見ることができ、感動しました。
(30代・女性)

▲中沢氏とイベント参加者の皆さん(コスモ女子撮影)

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