前の記事
株式会社Kanatta代表の井口恵の人工衛星打ち上げまでのストーリーが東洋経済オンラインに掲載されました。
ニュース
2024年8月3日に、東洋経済オンラインに株式会社Kanatta代表取締役の井口恵社長(以下、井口社長)のインタビュー記事が掲載されました。
今回はコスモ女子アマチュア無線クラブによる人工衛星打ち上げに関するインタビューで、打ち上げにチャレンジしたきっかけや打ち上げ実現に至るまでの様々な困難など、裏側もお話しいただきました。
井口社長は、女性が社会で活躍できる場を提供しジェンダー平等の実現に貢献するために、宇宙業界で活躍したい女性コミュニティ「コスモ女子」を立ち上げました。
井口社長自身は宇宙業界についての専門知識や経験がないところからのスタートでしたが、現在のコスモ女子代表のゆかさんとの出会いをきっかけに、コスモ女子の立ち上げを決意されました。そして、早々に一回目の勉強会を開催し順調な走り出しを見せました。
発足してすぐにコロナの緊急事態宣言が発表されピンチに見舞われながらも、オンラインによる勉強会やイベントを開催し続け、全国から参加者が集まりメンバーが続々と増えていきました。
コロナ禍で暗いニュースが多い中、コスモ女子はメンバーがそれぞれアイデアを出し合い、宇宙食について研究・開発する「宇宙食部」や宇宙業界で活躍する女性を紹介するメディア「宇宙のお仕事図鑑」など、次々と新たなプロジェクトを立ち上げていきました。
そんな中、自分たちのように専門知識がない女性が人工衛星を打ち上げることで、年齢や性別関係なく挑戦することの面白さを伝えたり、宇宙の魅力をより多くの人に知ってもらえるのではないか、そんな想いから「人工衛星打ち上げプロジェクト」が立ち上がりました。
そしてコスモ女子から、人工衛星に特化したチームとして「アマチュア無線クラブ」が誕生しました。
人工衛星の打ち上げには周波数の申請や衛星の安全審査、地上局の設置などが必要で、多くの困難や辛い経験もありました。それでもやるべきことを一つずつ乗り越え、打ち上げに漕ぎ着けました。
2024年5月に人工衛星のJAXAへの引き渡しが完了し、8月5日にアメリカのフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、スペースXのファルコン9ロケットによって打ち上げられました。
その様子はライブビューイングで配信され、70名以上が参加し打ち上げを見守りました。
人工衛星Emmaのミッションは「宇宙絵馬」をテーマに、コスモ女子はもちろん、今まで応援してくださった皆様の想いを宇宙に届けることを目的に打ち上げられました。
今回の「人工衛星打ち上げプロジェクト」を通して、世の中の人々に年齢性別関係なく挑戦することの面白さや、宇宙業界の可能性を伝えることができたのではないでしょうか。
コスモ女子に少しでもご興味のある方は以下の公式LINE、またはInstagramからお問い合わせください。
【公式LINE】